Schi Heil と叫ぶために

hiroakiuno's blog

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書評 - 郵便と糸電話でわかるインターネットのしくみ

タイトルから受ける印象の割には、正統派なインターネット解説本だった。郵便と糸電話でわかるインターネットのしくみ (集英社新書)作者: 岡嶋裕史出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/03/17メディア: 新書購入: 4人 クリック: 82回この商品を含むブログ (3…

書評 - あなたはコンピュータを理解していますか?

あなたはコンピュータを理解していますか? 10年後、20年後まで必ず役立つ根っこの部分がきっちりわかる! (サイエンス・アイ新書)作者: 梅津信幸出版社/メーカー: ソフトバンク クリエイティブ発売日: 2007/03/16メディア: 新書購入: 25人 クリック: 310回こ…

書評 - ウェブ時代をゆく

「大きな組織」で働いていて梅田さんの言う「30歳から45歳の15年」の最初の一年に突入した私(30歳)。少し前に読了したこの本だが時間を空けてもう一度読んでみた。ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: …

書評 - 絶対ハイビジョン主義―これからが楽しいテレビ生活

絶対ハイビジョン主義―これからが楽しいテレビ生活 (アスキー新書 68)作者: 麻倉怜士出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2008/06/10メディア: 新書購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (5件) を見る 著者は有名な AV 機器の評論…

書評 - ブルー・オーシャン戦略

競争が激しい割に利益があまり期待できない市場を、血みどろの戦いが繰り広げられるということからレッド・オーシャンと呼び、今はまだ生まれていない未知の市場をブルー・オーシャンと呼ぶ。どちらで飯を食うのが良いかと聞かれれば誰でもブルー・オーシャ…

書評 - チーム・バチスタの栄光

遅ればせながら話題作を読んでみた。 文庫版の解説にも書かれているが、キャラクターが素晴らしいというのがもっぱらの評判で、それを受けてかブログの感想にもキャラ設定がすごいというものが目立つ。確かにキャラクターは個性的だが、私の一番の感想は、バ…

書評 - 巨人軍論/あぁ、阪神タイガース

野村の野球論を2冊まとめて。 巨人軍論 ――組織とは、人間とは、伝統とは (角川oneテーマ21)作者: 野村克也出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/02/10メディア: 新書購入: 3人 クリック: 25回この商品を含むブログ (80件) を見る あぁ、阪神タイガース―負…

書評 - 過剰と破壊の経済学 「ムーアの法則」で何が変わるのか?

池田信夫 blog(旧館) で有名な池田さんの本。久々に2度読みした本。過剰と破壊の経済学 「ムーアの法則」で何が変わるのか? (アスキー新書 042)作者: 池田信夫出版社/メーカー: アスキー発売日: 2007/12/10メディア: 新書購入: 3人 クリック: 154回この商…

書評 - 最後の大奥天璋院篤姫と和宮

大河ドラマの方はちょうど今日篤姫が江戸に発つシーンだったが、この本を読むと篤姫が御台所になった背景には、五代将軍綱吉の養女竹姫が島津家に嫁いだところから話がずっと繋がっていることが分かる。最後の大奥 天璋院篤姫と和宮 (幻冬舎新書)作者: 鈴木…

書評 - サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉

たまっていた書評を片付けよう。まずは1月ごろに読んだこれ。サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉 (宝島社新書 254)作者: 春山昇華出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2007/11/09メディア: 新書購入: 2人 クリック: 95回この商品を含むブログ (92件) …

書評 - 脳と仮想

脳と仮想 (新潮文庫)作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/03メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 27回この商品を含むブログ (113件) を見る茂木さんの著書やテレビ番組を見ていつも思うのはものの見方が本当に素晴らしいこと。そして引き出…

書評 - ニッポンを繁盛させる方法

ニッポンを繁盛させる方法 (角川oneテーマ21)作者: 島田紳助,東国原英夫出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/11メディア: 新書購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (23件) を見る 島田紳助氏と東国原知事の対談本。いくら新書ブームとは言え最…

書評 - うさぎパン

知り合いが小説を書いたというので読んでみた。いつもと変わらぬメンバーが飲みの席で先生先生とからかっていたので、一緒になって騒いでたけど、聞けばダ・ヴィンチ文学賞の大賞に選ばれたそうで、改めてこういう記事を見るとすごいと思う。 an error occur…

書評 - 数学的にありえない

久しぶりに長編ミステリーを読んでみたのでご紹介。訳者のあとがきでも述べられているが、本書の芸風はダ・ヴィンチ・コードに似ている。ただしダ・ヴィンチ・コードを芸術学・宗教学トリビアミステリーと呼ぶとしたら、本書は数学・物理学トリビアミステリ…

書評 - ボナンザVS勝負脳―最強将棋ソフトは人間を超えるか

これは読んでおかないとね。ボナンザVS勝負脳―最強将棋ソフトは人間を超えるか (角川oneテーマ21)作者: 保木邦仁,渡辺明出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/08メディア: 新書購入: 16人 クリック: 2,019回この商品を含むブログ (66件) を見るコンピュー…

書評 - フェルマーの最終定理

地元の図書館で受験勉強していた頃だからおそらく高3だと思う。受験生にとって図書館というと本を借りる所というよりはエアコンが効いている無料の自習室という場所だったが、全く受験勉強がはかどらなかったので1階に下りてぶらぶらしていたら、フェルマー…

ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する

よいアイデアは先天的なものではなく経験からしか生まれない。それが確認できた。ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学 (幻冬舎新書)作者: 島田紳助出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/05メディア: 新書購入:…

書評 - 幕末入門

必ずしも正しい方が勝つとは限らない。これを信条とするのはあまりに寂しいけれども、やはり心のどこかには留めておかないと負けてしまうかもしれない。幕末入門 (中公文庫)作者: 中村彰彦出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/07メディア: 文庫 クリ…

すごい会議

「すごい会議」は「強いチーム」を導く。「強いチーム」は当然「すごい成果」を上げる。よって「すごい会議」をファシリテートする「すごいリーダー」が重要。突き詰めればそんな話。すごい会議?短期間で会社が劇的に変わる!作者: 大橋禅太郎出版社/メーカ…

風雲児たち 幕末編 11

風雲児たち 幕末編 11 (SPコミックス)作者: みなもと太郎出版社/メーカー: リイド社発売日: 2007/07/30メディア: コミック購入: 3人 クリック: 10回この商品を含むブログ (25件) を見る幕末編も11巻目になりいよいよ時代が加速し始めたという感想。アヘン戦…

モバゲータウンがすごい理由

私の周りにもネットの世界に詳しい人はたくさんいるが、ケータイのネットとなると精通している人は少ない。我々 PC ネット世代は今や PC でネットに接続することが当たり前であるがゆえ、わざわざケータイでネットに接続することを面倒だと感じてしまう。 今…

日本進化論 - 二〇二〇年に向けて

未来の予測など当たるものではない。「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ」というのはアラン・ケイの有名な言葉だが、「2020年に向けて」という副題のつけられた本書には日本と世界がこれから進むべき道がしるされている。日本進化論―二〇二…

生物と無生物のあいだ

科学をこれほどまで「美しく」描ける科学者がいることに感動した。 生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)作者: 福岡伸一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05/18メディア: 新書購入: 56人 クリック: 1,459回この商品を含むブログ (1107件) を見る生物と…

感動する脳

この本を読み終えて強く思ったこと。それは人生において不安や悩みがあることは当たり前で、もちろんそれを解決したり工夫することは非常に重要だが、度が過ぎてはまりそうだったら、最後はどっちが楽しいかで考えればいいんじゃないかと。それは決して無責…

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

続編も出ているが元祖をまだ読んでなかったので読んでみた。分かりやすいを売りにした会計入門書はこれまでにもたくさんあるが、著者も指摘している通り実際には結構難しい。私もこれまで2度ほどチャレンジしたが1冊は途中で挫折し、もう1冊は読みきったがあ…

フューチャリスト宣言

二人の宣言を受けて我々一般人は何をすべきなのか。しばらく考えてみた。フューチャリスト宣言 (ちくま新書)作者: 梅田望夫,茂木健一郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/05/08メディア: 新書購入: 15人 クリック: 169回この商品を含むブログ (695件) …

考える脳 考えるコンピュータ

一言で言うと、この本は脳神経科学と人工知能における新しい仕様である。 考える脳 考えるコンピューター作者: ジェフ・ホーキンス,サンドラ・ブレイクスリー,伊藤文英出版社/メーカー: ランダムハウス講談社発売日: 2005/03/24メディア: 単行本購入: 15人 …

一瞬の風になれ

心が洗われるとはまさにこの本を読み終わったときの気持ち。いや第一部の途中からずっとそんな感じだった。一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ-作者: 佐藤多佳子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/08/26メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 188回この…

進化しすぎた脳

大脳生理学の最先端にいる著者が中高生に向けて講義をした内容をまとめた本。本の帯にある名講義とはまさにその通りでやばいくらい面白い。星5つ。進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)作者: 池谷裕二出版社/メーカー: 講談…

新聞社―破綻したビジネスモデル

新聞の未来予想図。 新聞はネットに殺されてしまうのか?あるいはネットと融合するのか?それとも新たな道に向かうのか? 新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書)作者: 河内孝出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/03メディア: 新書購入: 4人 クリック: 9…