Schi Heil と叫ぶために

hiroakiuno's blog

携帯電話帳のロングテール部分の使い道

最近携帯電話を換えた。そこで一つ面白いと思った機能が電話帳のランキングである。自分がよく電話をかける人やメール受信数の多い人のランキングなどが表示される。メール送るときに便利なだけでなく、リダイヤルと異なり累積頻度なので使い込めばほとんど揺らぎは無くなり、自分の傾向を知ることが出来て面白い。*1

ところで携帯の電話帳なんて実際に連絡を取る人はほんのわずかで、残りはめったに連絡はしないが念のため残しておこうというデータがほとんどではないだろうか。つまりランキング下位は年に一度も連絡しないデータがずらりと並ぶわけで、まさにロングテール。書籍のロングテールに狙いを定めたビジネスとしてはAmazon.comが有名だが、この電話帳のロングテール部分も何か使い道がないだろうか?

携帯電話帳におけるロングテール部分の特徴の一つとしては、「いまさら連絡するほどの間柄でもない」が思いつく。しかし、このうち1件や2件はそういえば今ごろ何してるんだろうかとちょっと気になる人がいたりするものだ。その人たちに対して今さら自分からメールしたり電話したりするのも何だが、もしお互いがそう思っているのなら…という思い。ここに目を付けたい。

例えば、その気になる人に印を付けられる機能。印を付けたことはサーバーに登録される。もし相手も自分のことを印をつけたら、サーバー上でめでたく結ばれ、二人の携帯にその旨のメールが届くというシステム。片方が印をつけるだけであれば相手には知らされないのでウザイと思われることもない。

他にもSNSやIMと絡めても面白そうだ。この部分にビジネスの匂いを感じるのは私だけだろうか?

*1:どうやらそれほど目新しい機能ではないようだが、少なくとも私が今まで使ったことのある携帯には無かった。