Schi Heil と叫ぶために

hiroakiuno's blog

私がブログを書く理由

米国のブロガーに聞いたブログを書く理由の一位は「自分の個人的体験をほかの人に読んでもらいたい」だそうだ。

ブログを書いている理由は「自分の個人的体験をほかの人に読んでもらいたい」が76%、「実用的な知識やスキルを他者と共有したい」が64%。

ブログの主目的は「個人的体験の共有」 - ITmedia ニュース

少し前に mixi を始めてから mixi の人気の理由やブログとの違いについて興味をもっている。いろんな人の意見を読んだ聞いたりする中で、上記の理由はブログというよりも、人が mixi で日記を書く理由により当てはまるのではないだろうか。相手が有名人であれば別だが、個人の体験を聞いて面白いと思うのは、人との触れあいが強い mixiの間柄 である気がする。SNS とブログの両方を使っている人の場合、ブログを書く理由としてはむしろ二つ目の「実用的な知識やスキルを他者と共有したい」やあるいは「自分の意見に対して人はどう思うか聞いてみたい」であると思う。

ところで私もブログをはじめて3ヶ月が経った。思いたった当初、まず最初のエントリーでブログを書く目的を書こうとしたのだが辞めた。初めから枠を決めてしまうのはつまらないし、続くかどうかも分からなかったので、30日分くらい適当に書けたらそこで振り返ればいいじゃんと。すると先日、はてな市民になったとのメールが来た。どうやら30日分書いたらしい。

こんな私のブログでもコメントやトラックバックがあったり、RSSリーダーやアンテナに登録されたり、あるいはリアルな世界で反応があったりとそこから得られる何かが非常に楽しくてそれなりに続いている。ただ改めてブログを書く理由を考えてみると、もう一つ大きな理由として挙げられるのは「自分の頭が整理できるから」だ。誰かに届くかも知れない文書として、ブログに自分の意見をまとめると自分の頭が整理され、以後リアルな世界で人と話していても、何かのタイミングですぐに整理した形で話すことができる。ネタの引き出しが整理されているというかそんな感じ。

ブログに書く元ネタがwebからであっても日常の生活であっても、

  1. webの記事を読んでそこで終わり
  2. webの記事を読んで印象に残ったのでブックマーク
  3. webの記事を読んで強く印象に残ったものはブログに書く
  1. 日常の生活を送る
  2. 日常の生活の中で気になったことはメモする
  3. 日常の生活の中で強く気になったことはブログに書く

の順に敷居が上がり、どちらも3まで勝ち抜いたものは時間を書けただけあって頭の中で非常に整理される。ブログを書いた後にちょっぴり感じる達成感のようなものもそこに理由があるのではないだろか。

追記 2006-07-22

そういえば文藝春秋8月号の梅田望夫さんのインタビューを読んでメモしたまま(上記の2)になっていた言葉があった。

新聞などメディアが発する一次情報に、自分なりの意見を加え編集して二次的に発信することにブロガーの役割があるんです。

これもブログの醍醐味ですね。