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Schi Heil と叫ぶために

hiroakiuno's blog

風雲児たち 幕末編 (10)

突然ですが漫画の紹介。NHK 大河新選組をきっかけに幕末に興味を持ち始めた幕末初心者の私だが、この漫画に出会わなければその熱も冷めていたのではないかと思う作品。高校で日本史を選択しなかった私にとって日本史はコンプレックスに近かったが、この作品のおかげでいろんな人物や事件の流れが一気につながり、今まで食わず嫌いだった歴史に興味をもつようになった。

風雲児たち 幕末編 (10) (SPコミックス)

風雲児たち 幕末編 (10) (SPコミックス)

幕末編はこれで10巻目でこの巻では安政の大地震からハリス来日までを描いているが、実はこの幕末編はワイド版全20巻の続きであり、ワイド版は関ヶ原の戦いからスタートする。作者自身もここまで長くなるのは想定外だったようだが明治維新の芽は江戸時代の最初からあったことがこの漫画を読むと良く理解できる。

歴史が苦手な人には本当にお勧め。そういえば京都の三条に「三条土下座」という有名な待ち合わせ場所があるのだが、6年も住んでいながら実は何の銅像なのか興味も持たず実はこの漫画で初めて知った。江戸時代の尊皇思想家で吉田松陰をはじめ幕末の風雲児たちに大きな影響を与え明治維新を導いた人物らしい。林子平蒲生君平と共に「寛政の三奇人」と呼ばれるが三人ともこの漫画に大きく出てくる。

他にも田沼意次といえば賄賂=悪と教えられていたけどその認識は間違いであるとか、解体新書をめぐる翻訳のドラマとか、大黒屋光太夫の壮絶なロシア漂流記とか盛りだくさん。特定の人物にスポットを当てて深く書いているため、これを読むとアタック25で万が一パリ挑戦権を獲得しても内容がヒットすればなんとかなるのではないかと思うほどだ。試しにと思い今日のセンター試験を見てみたが、幕末の面白いところが出題されていない。何故?

試験は漫画よりも奇なり。