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Schi Heil と叫ぶために

hiroakiuno's blog

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

続編も出ているが元祖をまだ読んでなかったので読んでみた。分かりやすいを売りにした会計入門書はこれまでにもたくさんあるが、著者も指摘している通り実際には結構難しい。私もこれまで2度ほどチャレンジしたが1冊は途中で挫折し、もう1冊は読みきったがあまり理解できなかった。分かりやすいと言いながら分かりにくい理由は会計学が本質的に難しいから。この本は一気に読めて分かりやすい。だからつまり会計学としては物足りない。この本が売れている理由はタイトルのインパクトと合わせてやはり説明が平易だからだろう。その代わり内容としては物足りない。でも分かりやすいと売れる。どっちがよいのだろう。

さおだけ屋がなぜ潰れないのか、郊外の高級フランス料理店の営業が成り立つのはなぜかといったエピソードは面白いので、これから読む人はそういった読み物としてとらえた方がよいと思う。

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

5章で商売の回転率について解説している。ところでこの本は定価700円だがブックオフで400円購入した。そして近くのエクセシオールカフェで300円のコーヒーを飲みながら2時間弱で読みきった。カフェは満員。ただし空のコーヒーカップを置きながら会話したり勉強したりしている人が多く回転率は悪いと思う。私も300円で約2時間座っていた。土地代や空調代を考えると大丈夫なのか気になるところ。一方のブックオフは中古の本を買い取りそれを売る商売。一度売っても私が再度この本を買い取りに出せば実はまた同じだけ儲けることが可能。つまり700円の本でも回転率次第で700円以上儲けることを可能とする。ブックオフとエクセシオールカフェ。読みながら回転率という点で比較してみたがどちらも儲かっているのは確か。でないとコーヒーショップもブックオフもこんなに街に出来たりしない。