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Schi Heil と叫ぶために

hiroakiuno's blog

アンコールワットとハロン湾の旅 - 日本人の見分け方

現地のお土産屋さんにとって我々外国人観光客は大事なお客(というかカモ)であるが、たくさん並ぶお店の中からなんとか自分の店で買い物をさせるためには、客と上手にコミュニケーションをとることが重要な要素である。

先のエントリ の話ではないが、当然ながら日本人には日本語で話しかけたほうが売れる確率は上がる。しかしながら今回訪れたどちらの国も日本人観光客はもちろん多いが、それと同じくらい中国人や韓国人も多く見分けがつかない。ところがお店の人は我々が日本人であることをいつの間にか見抜き、日本語で「これがいくら」だとか「2個買えば何ドル」とか言い始める。

最初は気づかなかったが実はこれにはコツがある。いろんな国の言語を(というか知っている単語を)適当に並べればよいのだ。日本語であれば「コンニチハ」以外に「アジノモト」とか「ホンダ」「ヤマハ」などが代表的。英語でもドイツ語でも中国語でもポルトガル語でも同じようなものをいくつか用意しておく。そして観光客を見つけたら、
「○○○、コンニチハアジノモト、△△△、×××」
と声を書ける。外国の地で「アジノモト」と言われれば思わず振り向いてしまうもの。アジノモトで振り向いた人は日本人だ。


ちなみに私の場合顔でアジア人であることは分かるので○○や△△は中国語や韓国語が多い。英語やフランス語っぽい言葉が続くこともある。試しに「こんにちは」では振り向かず、英語も我慢し、次の何語か良く分からない言葉で振り向いてみたら、やはりその後は全く分からない言語で話しかけてきた。
お店の大人だけでなくカンボジアで絵葉書やアクセサリーを売りに来る子供たちの中にも頭の良い子は「1枚、2枚、3枚、ワン、ツー、スリー、イー、アル、サン、スー」と呪文のように唱える。

ベトナムの現地ガイドさんは田舎の方には「アジノモト」や「ホンダ」を挨拶だと間違えている人がいると言っていた。確かにベトナムの都市部と田舎の格差は誰が見ても明らかで教育水準も全く異なる。本当に挨拶だと思っている人も中にはいるかもしれない。でもこれは単なる挨拶を超えた生きるための知恵だと思う。