Schi Heil と叫ぶために

hiroakiuno's blog

書評 - 村上式シンプル英語勉強法 と レバレッジ英語勉強法

英語勉強法に関する本を2冊読んでみた。


レバレッジ英語勉強法

レバレッジ英語勉強法


どちらも点を取るためのテクニックとかではなく、英語には地道な努力が必要だからそれを工夫してやっていこうという内容。
村上式の方は、小説30冊読んで(読む)、単語を毎日1万語眺めて(覚える)、ネイティブスピードの英語を聴いて(聴く)、英作文は英借文で逃げ切り(書く)、100個の自己紹介をあらかじめ作っておいて話しまくろう(話す)、と一言で言ってしまえばそんな内容。膨大だけど具体的な量を示しているのと、読むことと単語を覚えることは別と考えようという意見がユニークだと思う。
レバレッジの方は、分野や状況を絞った偏った英語を集中的に練習してそれをアウトプットすることを心掛けようという点がユニーク。完璧に読んだり話したりできなくてもいいんだと早く割り切り、三か月ぐらいの短期で成果を出すつもりで一気に勉強しようと言っている。その他、理解もできない英語ニュースを聞きまくる勉強法はダメだとか、英会話スクールに行くのならマンツーマンにしないとダメだとか、TOEIC はマイルストーンとして使おうあたりも印象に残った。

個人的には11月から英語の勉強を再開した。やりだすと結構やりこんで、ある程度経つと飽きてしまう性格が微妙だとは思っているが、思い起こせば、プログラミング勉強ブーム、投資ブーム、英語ブーム、ポットキャストブーム、読書ブームと来て、英語ブームは二度目。一度目の英語ブームは会話中心というか、今は亡き NOVA に通っていただけだったので、今回は TOEIC の点数アップを一つの目標とした少し長めのブームにしてみようと思っている。

本で紹介されていた

  • 自己紹介を100個作っておく
  • 偏った英語でレバレッジをかける

は実践してみようと思う。自己紹介の添削には最近知った Lang-8 という SNS を積極的に活用してもいいかもしれない。偏った英語には例えば今まで途中でついていけなくなるので挫折していた IT Conversation を、多少理解できないくてもレバレッジとして気楽に考えれば使えるかもしれない。最近 iKnow! を少しかじってみたり、TOEIC マニアな人のブログを購読したりしているが、他にも NHK ラジオ英会話はネットで聞けるし (だだしポッドキャスト化していないのが微妙)、ポッドキャストであれば例えば ESL とか iTunes にも山ほどあるし、本屋に行けば勉強本はいくらでもあるし、最近知ったところでは えそら とか yappr とか いろんな新サービス があるようだが、手を出しすぎてどっちつかずになることは避けなければならないので、現在自分流のスタイルを模索中。思えば、英語って研究論文読んだり、会社でドキュメント読んだりすることは結構あったが、まともな「勉強」というのは大学受験以来していないことに気付いた。成果が出たらやり方を公開してみようと思うので乞うご期待。