Schi Heil と叫ぶために

hiroakiuno's blog

2009年度 NHK ラジオ語学番組のストリーミングについて

NHK ラジオの語学番組が今年から全番組ネットで聞けるようになった。(去年は入門ビジネス英語と実践ビジネス英語だけだった。)ネットはラジオの一週間遅れになっているので、新年度の内容は今日から開始。早速 iPod に落として通勤時間にでも聞こうと思ったのだが、去年までは GetASFstream 等のツールを使えばダウンロード可能だったコンテンツが今年は Flash に埋め込まれる形になっていてダウンロードできなくなっている模様。コンテンツを守りたいというのも分からなくもないが、語学番組くらいポットキャストでいいんじゃないでしょうか?

追記 2009-04-12

やはりダウンロードは無理なようだが「仮面舞踏会」「audacity」「SoundEngine Free」等のソフトを使えば、PC の出力音声を wav 形式で保存(録音)できる。ただしダウンロードではなく「録音」なので時間は再生時間分かかるし、そのまま録音なので音量の調整も少し手間がかかる。

使い方が最も簡単なのは仮面舞踏会だったが、私は SoundEngine を利用した。無音になった場合の自動録音終了や「ノイズサプレッサー」「ノイズゲート」等のノイズリダクション機能、および先頭/末尾の不要部分のカットも簡単。

なお、Windows Vista の場合は再生音の録音に必要なステレオミキサがデフォルトで無効になっているので有効にする必要がある。

また、残念ながらステレオミキサ機能を持っていないサウンドデバイスの場合はこの方法を試しても Sound Mix という項目が現れない。その場合は最終手段としてオス-オスのステレオミニケーブルを購入し、スピーカーの出力をそのままマイクの入力に入れれば録音可能。これでも結構きれいに録音できる。

追記 2009-04-19

ダウンロードを行う方法もあるようです。

ところで、このように NHK の語学番組をダウンロードしたいという意見はたくさん見つかる。皆悪いことを考えているわけではなく、言いかえれば NHK のコンテンツが優れていると誰もが認めているわけで、時代に合わせて便利な環境を求めているだけだし、何より語学を学びたいというただそれだけ。便利さを有料にする(CD や iTune Store での販売で儲ける)というのがビジネスとしてありなのは分かるが、それを NHK がしなくてもとも思う。コンテンツはポッドキャストで配信し、 NHK のイメージアップにつなげ、それを受信料支払率アップにつなげるという北風よりも太陽作戦の方が今の時代には合っていると思うのだがどうだろうか。