Schi Heil と叫ぶために

hiroakiuno's blog

英会話スクール体験レッスン比較 (ベルリッツ/GABA/イングリッシュビレッジ)

常日頃もう一段階、できればもう二段階くらいなんとか英語がうまくなれないものか思っていたので、英会話スクールの体験レッスンを3校物色してみた。行ったのは

私の英会話スクール経験としては以前 NOVA に通った経験があり、ちょうど NOVA の破たんに巻き込まれて何十万円か損した一人。当時との違いは Skype で1回数百円でレッスンが受けれる時代になっているということ。高い金を出してしかもスクールの営業時間に合わせて通うことにどれくらいの価値があるのかというのも感じていたことの一つ。もちろんカメラ越しの会話とフェイスツーフェイスの会話が全然違うことは仕事でいやというほど感じているが。

趣味の一つとして楽しく続けるのならグループレッスンもありだと思うが、単に英語力向上のためと割り切った場合はマンツーマンレッスンがよいと思う。よって上記3校を選らんだ。ほかにも中堅・小規模含めればいくらでもあると思うが下記のサイトを参考にした。English Village は知らかったがこのサイトで知って行ってみた。

どんなスクールでも講師の質にはばらつきがあるし当然合う合わないの相性があるが、体験レッスンは比較的いい先生が当たることは知っていた。

Berlitz は質は高いが値段も高いことで有名。ちょうど季節がらキャンペーンで割引きをしているが3つの中では一番高かった。教育訓練給付金を使っても1レッスン7000円強。レッスンの内容は非常にオーソドックスという印象。テキストがあってロールプレイを中心に何回も繰り返す。特徴は会社として教え方を確立していることだと感じた。ベルリッツメソッドというらしい。日本にいて英語を教える講師を大量に雇うというのはよく考えると難しい。英語を話せる人を雇うのとはちょっと異なる。教えるのがうまくない人もいる。そのばらつきをなくすために会社として共通の教え方を浸透させど、最低ラインを保証しているのが一番の特徴だと強く感じた。講師は指名できないがはずれが無いように会社が努力している。教室もきれいで CD や教材、広告費などもお金がかかっている。

GABA は値段の面では Berlitz とよく似たところ。ちょっと安いくらい。お金がかかっていて、いらっしゃいませお客様という丁寧な雰囲気は Berlitz と同じ。ただここの特徴はシステム化が進んでいること。予約はすべてネット経由だし、テキストはあってもその音声は web からダウンロード。余計な CD や本がついてこないことには共感が持てる*1。ネットにつながった PC が目の前にあり、この表現がどう使われているかを google の検索結果みて、実際こんな感じで使われているよというのも時代に合っている。スマホ持っていたら授業を録音しなよという雰囲気。あとは講師を指名できることが Berlitz との一番の違いだろうか。ただネットによると講師が選択できるということはいい講師はすぐに埋まるということらしい。Berlitz もそうだが1レッスン40分って短いよな。

English Village は何と言ってもマンツーマンなのに圧倒的に価格が安いこと。1レッスン2100円。体験レッスンを受けた限りは決して講師が悪いわけではない思う。ただシステムにはお金が全くかかっていない。予約は電話で紙ベースで管理していたし、講師も必要最低限の数しかおらず、どの時間に行きたいかというよりも、どの時間が空いているか隙間を狙っていかないとダメのようだった。明確なビジネス英語コースとかを設けているわけでもなくテキストも購入はオプション。カリキュラムに沿った内容を求めておらず、自分でネタを持ち込んでそれについて話し、そこで間違いを指摘してもらうという自主的な利用ができれば全然よいと感じた。一括払いではなく10回分ずつ購入すればよいという営業スタイルも良心的。レッスン時間も40分はあくまで目安で60分にしたければそう予約すればよいらしい。トータル時間に意味がありそれを毎回消費していき足りなくなったら追加という感じ。

ただ通うだけで英語が上達するわけではないこと*2は知っているので、行くのならいかにツールとして利用するかだと思う。お金を払うとやる気がするし、きっかけがあると勉強するというのが最大のメリットだろう。フェースツーフェースのやりとりが Skype 英会話とはやはり異なるだろうというのは分かったけど、その違いに10倍出すかについてはまだ迷いがある。

*1:NOVA の時はずっと先のテキストまで買わされた

*2:外国人と話すすことには慣れる。でも行くだけだとそれだけ。