Schi Heil と叫ぶために

hiroakiuno's blog

次世代の次 - Kick Ass Kung-Fu

まずはこちらの映像を。これゲームだそうです。

センサーを組み込んだコントローラで、実際のスポーツの動きに近い入力ができるWiiが評判になっているが、もっと自由なインタフェースを試しているデモの動画があった。
秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ: Wiiの次にくる?インタフェース

Web ページはこちらにある。ただし技術的な解説は下記くらいしか見つけられなかったので詳細は良くわからない。特にカメラを何台使っているのかが知りたいところだ。

The image to the upper left of this collage portrays the image as seen by the image processing algorithm. The actual camera view is to the left bottom and the game screenshot is to the right.

404 Not Found

よく見ると服の色は違うし、服がひらひらするような動きも再現できていないように見える(再現しているようにも見える)ので、さすがに3次元形状を復元しているわけではないと思うが、少なくとも「人物の追跡」と「3次元モデルの推測」をリアルタイムで行っていることになる。あらかじめ持っている人の動きという知識に人物領域をマッチングさせているのだろうと予想するが、人物は複数にも対応しているし、それに加えて音声インターフェースもありゲームとしてはかなりすごい。

詳細がないためこれも想像に過ぎないが、おそらくゲーム開始に頭や腰の位置や足の長さなどを調整するモードはあるだろう。人物領域を抽出するためにクロマキーで用いられるようなブルーバックの背景も必要だし、またカメラが複数台ならばそのキャリブレーションも必要だ。でもなんだかすごいのだ。しかもこれがゲームって信じがたい。もうひとつ、道具を使っているシーンが不思議でならない。あれはあらかじめ登録された武器だろうか?まさか自由に選んだ道具なのだろうか?

いずれにしても今後ちょっと注目しておきたいゲームというか技術だ。