ヴェルサイユ宮殿。フランス王政黄金時代の象徴的建造物。豪華な装飾の裏側には様々な歴史があるのだが、宮殿内で聞いた解説は頭の中で整理できず消化不良。ガイドブックやパンフレットに書かれている歴史背景、バロック建築やゴシック建築という建築史用語、印象派や写実主義といった美術用語。歴史の授業で穴埋め問題に答えるために覚えるのではなく、興味を持ってもう一度勉強してみたらきっと次パリの街を歩くときに見える世界が違うのではないかと思った。よって背伸びせず写真だけ。
最後はモン・サン・ミッシェル。パリからバスで約4時間かかったが、牧草地を進みながら見覚えのある風景が徐々に迫ってくるのもまた旅の醍醐味。パリ中心部とは全く異なる田園風景の中にぽつんと立つモン・サン・ミッシェル。中に入るよりも遠くで眺めながらぼーとワインでも飲んでいたいそんな所でした。