新興国の勉強のためにインドのバンガロールに来ています。店を見て回ったり、大学の講義を聴いたり、現地のエンジニアと話たりする中で、あとで調べようと思ったキーワードをメモしていきます。基本ここで述べるのはネット情報のまとめです。
インドの DTH
DTH というのはケーブルテレビの STB サービスのこと。インドでは DTH が普及しているというのでなんだと思って調べてみたら DTH というのは Direct To Home の略で一般用語だった。日本のケーブルテレビのようなもので、STB を買って月々 300 Rs くらいの契約料を支払うと100番組以上の番組が視聴できる。衛星 STB というのもあるらしい。サービスはいろんな会社が提供している。Airtel Digital TV が最も有名なように見える。
- インド: 映画、メディア&エンタメ「市場」情報: インドDTH市場:アメリカを上回り本年内世界最大市場に?
- List of DTH Operators in India - Wikipedia, the free encyclopedia
- インドのセットトップボックス市場:衛星放送、ケーブルテレビ、地上波デジタル放送、IPTVのセットトップボックス | 株式会社データリソース | プレスリリース・ニュースリリース配信代行『ドリームニュース』 (よさげな情報源だけど記事は有料で目次しかわからない)
- スタートしたインド国営テレビの衛星デジタル放送 | 調査・研究結果 - 放送研究と調査(月報)メディアフォーカス | NHK放送文化研究所 (NHK だけどちょっと古い)
ちなみにインドにはもちろん地上波もある。ただし商業放送は認められておらず、国営の日本でいう NHK みたいなチャンネルや宗教系のチャンネルがある。ただあまり面白くないのか収入の高い人たちはほとんどみな DTH に加盟しているとのこと。
ちなみに、ちなみに、地上波と DTH の間に、やや怪しい野良のケーブルボックスというのもあるらしい。こちらは契約料が月々100Rs だそうで80チャンネルくらい見れるそうだが、コンテンツは全てどこからコピーしてきたような怪しいものだそうだ。
東芝の Power TV
電力事情のよくない新興国向けにバッテリーやブースターを内蔵したテレビ。どのインチにもバッテリーついているのかと思いきや 24 と 32 inch のみで、しかも PC1 というモデルだけらしい。
新興国の目の付け所という点でニュース記事などでよく取り上げられるが、売れているかどうかは別の話で、実際インドの店を回ってみるとそれほど売れているわけではないので注意。