Schi Heil と叫ぶために

hiroakiuno's blog

ピカソとその時代 - 国立西洋美術館

国立西洋美術館に足を運んでみた。


感じたのは、モノの見方。私は何かにつけてモノの見方が重要と言っていたくせに、世の中の見方については自分が一番凝り固まっていたと思った。
同じ被写体を見てどう表現するかは多様。展示の解説を読むと絵の解釈も一様ではないことを知った。バイオリンの弦の幅ですら均等じゃなかった。決めつけすぎていた。

キュビズムとはを改めて調べると

一つの対象を固定した単一の視点で描くのではなく、複数の視点から見たイメージを、一枚の絵の中に集約し表現しようとしました。これは、それまでの西洋美術で当たり前とされていた遠近法や、単一の視点から描くというルールを覆した革新的な技法でした。
「キュビズム」とは?有名な画家と代表作品を分かりやすく解説 | thisismedia

力を抜いて別の角度から眺める余裕がなかった。決めつけず柔軟に物事を捉えたい。
そして無理に周りに合わせなくていい。人の期待に応えたいというこだわりは悪くないんだと思うが、度が過ぎて人の目を気にしすぎると自分が見えなくなる。それを一番感じた。