Schi Heil と叫ぶために

hiroakiuno's blog

未来の自動車学校はスポ魂風?

ホンダとATR、脳活動でロボットを操作する技術を開発
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電極を脳に刺して電気信号を読み取れば、頭で念じるだけで車を運転したりロボットと会話できる…みたいな痛そうな未来予想図的手法ではなく、電極の代わりに画像認識を使って脳の活動を解読できるという、痛くないヒューマンインターフェースの話。


そもそもホンダという会社は1996年のP2の発表当時から本気でASIMOを次世代の乗り物として考えている。飽くまでホンダは自動車・二輪車の会社だというスタイル。頭で思うだけで車を運転できる時代ってそう遠くないのかもしれない。車いすへの応用などはもっと近い将来だろう。でも車を脳で運転できるようになると、自動車教習所の風景ってこんな感じになるのかな?


生徒: 坂道発進ができません
先生: もっと半クラの状態をイメージを強く持って
生徒: 後ろの車が迫っているんで超こわいんですけど
先生: 大丈夫、いつもより強く念じて


みたいな気合と根性のスポ魂風。


ちなみにパターン認識には、SVM(Support vector machine)を利用しているそうだ。技術的にも

  • 何を特徴量として採用したのだろう
  • ジャンケンは3クラスの識別問題だが原則2クラスのSVMをどのように拡張しているのだろう
  • カーネルの選択は?

という興味は尽きない。