ブログのお陰で最近ものすごく文章を読むようになった気がする。ブログを読む目的は本を読むのと似ている部分も多いが、私の中では情報収集という色が濃いという意味で読書とは分けて考えている。バランスよくどちらもやっていきたい。
一方で、Webに目を向けると、最近は興味深い文章が毎日ものすごい量で降ってくるので収集が追いつかない。そのためのツールやTipsは最近の興味の一つではあるが、あまり欲張らず割り切るというのもLifeHacksの一つだろう。しかし、降ってくる情報は今後も間違いなく増え続け容赦してくれない。検索技術のますますのご発展をお祈りする部分で、
- 自動要約
- 自動分類
というキーワードはより重要になってくるだろう。ちょうどこんな記事もあったし。
ニュース - 辞書を使わずに同義語を解析する言語解析エンジン，Sematicsが発表：ITpro
ただし、要約には文章を書いた人の匂いを消してしまうという問題がある。芸能人のブログなどは、小説のように文体と言うかその人が書いていることが重要だし。情報収集と文章を味わうことのバランスは難しい。
分類という観点では、ネットの向こう側で行われるフォークソノミーやソーシャルブックマークも便利だが、それとは逆行した形で、自分の目の前で情報が自分の頭に思い描く形でパラパラっと分類されるのって気分いいだろうな。
と書いていたら、急に昔使っていたメーラー(Mew)の振り分け機能を説明している文章を思い出した。
毎日メッセージをたくさんもらう人は、まだ整頓していないメッセージを +inbox (あるいは %inbox) フォルダに大量に溜めてしまうことがあります。そんなときは、「メッセージ達よ、とにかくこのフォルダからどこかに行ってしまえ」と叫びたくなることがあるでしょう。
その方向で一つビジネスの新たなアイデアはないだろうか？
