エンジニア、特に大企業エンジニアの悩みの一つに、リーダーやマネージャーなど立場が上になると(つまり出世すると)、技術的に取り残されてしまうのではないか不安を感じる問題がある。組織からは責務範囲拡大を求められるがその分知識が広く浅くなる。今まで自分が一番詳しかった領域をメンバーに任せることになり、自分が一番詳しい立場じゃなくなる。
これに対しては「一次情報に当たれ」が対策の一つだと思う。一次情報にあたることの重要性はいろんな人が説いているが、直接知るというのは安心感にもつながる。もちろん責務範囲が広がったので、全ての一次情報を自分で探し当てるのは時間が足りない。であれば、一次情報をゲットするというタスクをメンバーや部下に課せばよい。
イシューからはじめよの安宅さんのブログより。
「一次情報を死守せよ」というのは、私の大先輩であり、師匠の一人が私にかつて授けてくれた教えの一つだが、これは実に正しく、真実にたどり着くための道の入り口であり、出口でもある。
噛みしめることを大切にしよう - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing
イシューからはじめよにも書いてある。
「一次情報を死守せよ」というのは、私の大先輩が授けてくれた珠玉の教えのひとつだ。
イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」
ホリエモンのコメントも。
ここにきて、ほんとに、一次情報を取っている人たちが強くなってきた
とにかくアンテナが広いホリエモンの情報収集法とは?「最近は一次情報の価値が高まっているよね」 - U-NOTE[ユーノート] - 仕事を楽しく、毎日をかっこ良く。 -
つまり、百聞は一見に如かず。