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Schi Heil と叫ぶために

hiroakiuno's blog

すごい会議

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「すごい会議」は「強いチーム」を導く。「強いチーム」は当然「すごい成果」を上げる。よって「すごい会議」をファシリテートする「すごいリーダー」が重要。突き詰めればそんな話。

すごい会議?短期間で会社が劇的に変わる!

すごい会議?短期間で会社が劇的に変わる!


単なる会議テクニックというよりは、会議という手段を用いていかに組織を強化するかという本。一口に会議といっても様々で、本書が扱う会議も多岐にわたるが、どちらかというと結束したばかりのチームやプロジェクトの初期段階に必要な、課題の整理や担当の明確化という場面が強く当てはまる。この手の本は1個か2個使えそうな内容があればラッキーくらいの感じで読むようにしているがなかなか収穫の多い一冊だった。

収穫の一つはチーム内の担当分野を決定する方法。トップダウンにリーダが細分化しそれに対して人を割り振る方法も一つだが、本書で提案しているのは、分類をメンバーに行わせ(例えば6分割)、当然メンバーによって分類の方法が異なるので、その後みんなで合体したり分離したりして最終的な6個を作っていく方法。本書ではバームクーヘンのような図が使われていた。

もう一つは進捗管理について。個々の項目に対して進捗何パーセントという管理ではなく、このまま行くとスケジュールどおりに終わるか、そうでなければ何日遅れるかを記載する方法。10日かかる仕事に対して毎日10%ずつ増やしていくのってめんどくさいし、そもそも線形的に10%ずつ進んでいくとは限らない。一方でリーダーは遅れが無いかリアルタイムで確認したいのも事実。ちょっとしたアイデアだがうまい方法だと思う。

またこの本では終始、扱う問題を「どのようにすれば」の形式に置き換えて議論することの重要性を説いている。文章の作り方次第で会議の雰囲気や議論の展開が変わってくるという意味。特に印象的だったのが「日本一」とか「世界一」という言葉を入れるとうまくいくという部分。

  1. 会社が面白くないのが原因だ
  2. どのようにすれば会社が面白くなるのか
  3. どのようにすれば渋谷一魅力的な会社を築けるだろうか

もちろんどの会社に入りたいかといえば 3 だ。「会社」の部分を「チーム」や「商品」あるいは「成果」に置き換えても良いだろう。

強く魅力的なチーム作りの鍵はその雰囲気作り。そのための「すごい会議」。突き詰めればそんな話。