ベストセラーを読んでみた。てっきりプレゼンや説明の仕方の本かと思っていたら冒頭で以下のようにあった。
残念ながら本書でお伝えする内容は、そういう立て板に水のごとく話す人たちになる方法ではありません。もっと日常的なものです。職場、家族、友人、配偶者、恋人、コミュニティの仲間…といった身近な人たちとの人間関係を円滑にする方法です。
実は一度、読んだ時はそこまで響かずなぜこんなに売れているのか分からなかった。再度時間を空けて読んでみた。コミュニケーションもっとうまくなりたいと思っている今は読んだ印象が違った。
私は人と話すことは苦手ではないと思っている。特に沈黙は嫌いなので誰かと一緒になると自分から話すタイプ。ではコミュニケーションうまいかというと、違う気がする。仕事の会議や人と鉢合わせたとき等、会話の場が設定された際は場を繋ぐのは得意だが、自分から積極的にコミュニケーションを取ろうとしていているわけではないと思う。仕事でメンバーや部下と話すときは、気を使っていると言うか気に入られようとしすぎているという自己分析もある。また話始めると自分の話したい事をいうことに必死になり、相手の話を聞かない、いわゆる聞く力もないと思う。
本書には
- 話し方は、「心のあり方によって決まる」
- 「話し方のスキルを上げること」=「心を磨く」こと
とある。
Tips としては
- ここぞというときに使うと効果的な「やっぱり」
- 初対面でも相手の名前を覚えてすぐに呼び始める
- 好かれる人は、トークに「あなた」が多い
共感できたのは
- 目上の人にも、目下の人にも丁寧に話す。
心がけたいのは
- 負け惜しみを言わない。多少嫉妬の念が入るのは人として自然な情。しかしそれを表に出すかどうかは別問題。素直に人を称賛できる人は、同じく称賛されます。「あの人は器が大きいなあ」と、より好印象になるのです。
一番大切なところを、ここでもう一度復習しましょう。 人が求めている3つのこと。 それは、 「人は誰もが自分のことが一番大切であること。そして自分に一番興味がある」 ということ。2つめが 「本来誰もが自分のことを認めてほしいし、自分のことをわかってほしいと願っている」 ということ。3つめが 「人は自分のことをわかってくれる人を好きになる」 ということでした。
相手をリスペクト。億劫にならず自信をもって話してみようと思う。