ストレスは疲労の原因ではないらしい。
YouTube で知って読んでみた。ストレスは疲労の原因ではなく疲労感を抑えるというのは興味深かった。しんどいけどある程度頑張れるのはそういうことかと。- 「体の疲れ」と「疲労感」は別。栄養ドリンク、コーヒー、ニンニク、鰻で抑えるのは疲労感。一時的には役に立つが、体の疲れを疲れを取るのは休息。
- 「ストレス」と「疲労感」は逆の働き。疲労感は休め、ストレスはもっと頑張れ。脳がストレスを感じるとコレチゾールが疲労感を減らし、アドレナリンが体を活性化する。疲労感が増大するとストレスも増大して疲労感を抑え込もうとする。両者が極限まで大きくなった時にストレスが負けて、疲労感が全面に出る。
- タンパク質合成物質がリン酸と結びついて疲労因子になる。タンパク質合成物質が少なくなり、タンパク質合成を阻害するので体の疲れを生む。また疲労因子は炎症性サイトカインを作るので疲労感を感じる。
- 人体にはもともと疲労回復因子が備わっているので、休息すると脱リン酸化して疲れが取れる。軽い運動で疲労回復因子は増える。
- 上記は生理的疲労の話。生理的疲労は休息によって容易に回復するが、病的疲労は休息しても回復しにくい。代表例がうつ病。
疲れたら休むべしと。