Schi Heil と叫ぶために

hiroakiuno's blog

エンジニアは工学的工夫で問題解決ができる人、アーキテクトは現場問題をビジネス課題に換言できる人

エンジニアとは?の説明で、私が気に言っている表現は次。

「エンジニア」というのは、工学的な工夫や技術で問題解決ができる人です。会社の役職のことではないです。
3D プリンターでエンジニア力を高める | アメリカで働くプログラマーのブログ

何もハッカーだけがエンジニアではないが、とはいえ評論家ではエンジニアじゃないので、「工学的な工夫で問題解決」という表現が好き。役職じゃないよと添えているものもよい。ちなみに、文部科学省によると、もう少しスコープが広がり、自然科学の知識で人類のために創造・解決となる。だたなんか言葉を足しすぎて響かない。

「技術者」は、国際的にEngineerとして通用するものとして、「数学、自然科学の知識を用いて、公衆の健康・安全への考慮、文化的、社会的及び環境的な考慮を行い、人類のために創造、開発又は解決の活動を担う専門的職業人」と定義する。
大学における実践的な技術者教育のあり方(案):文部科学省

アーキテクトとは?の説明で、私が大事にしているのは次の表現。会社の先輩から聞いた話をもとに作文。

アーキテクトとは、現場で起きている問題をビジネス視点の課題に換言し、経営層に提言できる人。また逆にビジネス課題を現場のタスクに言い換え、課題解決をリードできる人。

ちなみに、IEEEE によるアーキテクトの定義は「システムアーキテクチャを統括する人」。では、アーキテクチャーの定義はというと「システムの基本的な構造。コンポーネント間の関係、コンポーネントとそれを取り巻く環境との関係、システム設計を導く方針」。分かった後に聞くと正確だと思うが、こういう人求めてますというときのアーキテクトの説明は上記の方がよい。

コンポーネントを統合したシステムの基本的な構成。コンポーネント相互、およびコンポーネントと環境間の関係、そしてシステム設計と進化を導く原則。
https://www.jaspic.org/event/2015/SPIJapan/keynote/keynote.pdf

3.2 architect: The person, team, or organization responsible for systems architecture.
3.5 architecture: The fundamental organization of a system embodied in its components, their relationships
to each other, and to the environment, and the principles guiding its design and evolution.
http://cabibbo.dia.uniroma3.it/ids/altrui/ieee1471.pdf