Schi Heil と叫ぶために

hiroakiuno's blog

書評 - 「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方

目から鱗みたいな考え方がたくさん書かれているわけではなく、そりゃそうだという当たり前な内容が多かったというのが感想だが、逆に言うとついていきたいリーダーというのは、普通に考えて人としてそっちの方ががいいだろうということを冷静にこなしている人だと思う。論理だけでなく情も含めてそっちのほうがいいという判断。

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方

一般に、相手を理解するというのは、プレゼンやコミュニケーションの基本だが、それにも関連すると思う以下の言葉がこの本の中では一番印象に残った。

年功序列意識も薄くなった今どきのドライの発想でいえば、「先輩だろうが、後輩だろうが、そんなことは関係ない。正しい意見を採用するべきだ」と思うかもしれません。実際、そうしたほうがいい場面もあるでしょう。しかし、そうしないほうがいい場面もあるのです。
組織に対して大きな影響力を及ぼさないような案件であれば、それは天秤にかけるべきです。先輩の顔をつぶしてでも、正しい意見にこだわって組織の雰囲気を悪くするか。それとも、組織の雰囲気を守ろうとするのか。その判断がリーダーの腕の見せどころだと思うのです。

そしてもうひとつ、重要なのはお客様の立場に立ってみる、ということです。お客様とて、「いくらです」「はい、そうですか」というわけにはいかないこともあるでしょう。「これだけ頑張りました」「これだけ値引いてもらいました」と上司に報告をしたいと思うのです。だから、社内的に言い訳が立つような理屈を作ってあげることが大切になる。相手も会社員なのです。一緒にその理由を考えてあげなさい、と。

その他、ハイライトしたことば。

まず私が心がけていたのは、自信を持って意思決定できないときは、決定のタイミングを先に延ばすことでした。つまり、「今決定しない」ということを決定する。そして、どうしてもこの時点までに決めなければいけない、という時期を確認する。
(中略)
かっこいい意思決定なんてしなくていいのです。求められているのは、正しい意思決定なのですから。

人事だけは、迷ったらやらないと決める

ぜひ、「何か、困ったことはない?」と聞いてあげてください。それは「ついていきたい」と思われる、大事な言葉のひとつだと私は思っています。

「好きなこと」「得意なこと」「人のためになること」の三つの円が重なったことをミッションにするべき、と書きました

tabi-labo.com

録画の CM 再生率は 15%

2015年11/14号 週刊ダイヤモンドの記事によると 15% とのこと。

調査では、全国1000世帯以上を対象にテレビの録画再生機に。専用のモニター機器を設置、テレビで録画再生された番組を、視聴者がどのように見ているかを詳細に探った。

しかし、ふたを開けてみれば、1時間の番組中に4回ある CM の再生率は全体の15%前後。業界内では、それまでは3割は CM を見ているとされていたものの、その半分しか実は再生されていなかったわけだ。
されに言えば、15%という数字はあくまで、録画番組を再生した世帯を分母にしている。
録画しても番組を再生していない世帯や録画すらしていない世帯を分母に含めれば、再生率はわずか2%にとどまる。

最近はすっ飛ばせないネット CM が増えてきたが、見たいものを無料で見るために見たくないものを添えるとか、それを見せないためにお金払うとか、やっぱり方向として素直じゃないと思う。

dw.diamond.ne.jp

100年生きる私たちの価値観について

本を読んだ後はその感想をネットでチェックして解釈や気付きを振り返るようにしているが、ほぼ日の対談記事を見つけた。www.1101.com

著者のリンダさんの意見がメインというよりは、糸井重里さんがリンダさんを会話を進めるうちにどんどん引き込んでいる様がメインに思えた。いろいろうまいこと言うなーと思ったのでその辺の惹かれるコメントをメモ。

糸井
やっぱり、
ひとりでできることには限界があって。
チームでないとできないことが多すぎたんです。

糸井
それはとても美しい姿勢だと思うのですが、
ぼくら日本人は
もうすこし勤勉ではない人間なんですよ。
「ここにいるのはイヤだよね」ということが、
そこから動く大きな動機になる(笑)。

リンダ
なぜわたしがこれらの本を書いたかというと、
これからは、昔とおなじ生活を送っていては
暮らせなくなってきていると思うからなんです。

糸井
もともと企業は、
そういう利益にはならないことも
当然「やること」としてきたんです。
でもいまは、
まず「儲かるか儲からないか」をスタートにおく。
そういう流行にみんなが合わせるように
なってしまったんだと思っています

糸井
それは「法人」という言葉で考えたら、
すごくわかりやすいんですよ。
英語には「法人」という言い方があるのかは
わからないのですが、
ぼくは、この言葉が表すように
やっぱり企業も「人」なんだと思うんです。
地域や人々への貢献を
当然のこととしてやっている「人格」と
利益を出すことだけを考えている「人格」とを
くらべてみたら、
人々は前者の人格に引かれていくに決まっています。

糸井
一方で、
「伝統的である」ということには案外、
いまの行きづまった状況と共通するものが
あるんじゃないかとも感じます。
つまり、
ある時代に大きな影響力を及ぼした「伝統」って、
実はじゃまものだったんじゃないかって。

書評 - ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

働き方が変わるってどう変わればいいのか。なぜ変わらないといけないのか。それってきれいごとじゃないのか。リスクに見合うのか。本当に正しいのか。そんな葛藤はしょっちゅうある。

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

途中で積読になっていたワークシフトを改めて読んでみた。抽象的なきれいごとだけを述べているのではなく、かといって自分に当てはまらない具体的すぎるケースばかり並んでいるわけでもなく、何というかちょうどいい。もちろん未来に決まった答えなどないし、これを読んだからと言って安心できるわけもないのだが、その一つの答えを論理的に導こうとしている非常にしっかりしたストーリー。特に8, 9, 10 章で三つのシフトをサマっている個所は、また間を開けて読み返し頭に入れておきたいと思う。おすすめです。

  • 第一のシフトは、ゼネラリストから「連続スペシャリスト」へ

昔は一つの会社に勤めるのが普通でその会社がコースを用意してくれるので、キャリアは会社任せにしておけばよかった。でもそういった企業と社会の関係が変わっていく。すると会社を熟知しているだけの会社人間には価値がなくなる。

問題は、そうした旧来の終身雇用の「契約」が崩れはじめたことだ。ゼネラリストがキャリアの途中で労働市場に放り出されるケースが増えている。そうなると、一社限定の知識や人脈と広く浅い技能をもっていても、大した役にたたない。

広く浅いゼネラリスト的な技能はネットの情報にとって代わられる。ネットのニュースたくさん読んでたくさんブックマークしてそれで人より賢くなった気になってしまうことも多いが、しょせんスポーツ新聞で芸能情報読んでる程度の暇つぶしであって、もちろん情報収集という趣味を楽しむ分には構わないがそれだけでは何も生み出さない。本書によるとゼネラリストを脱却し連続スペシャリストになる必要があると。悲しいけど近所の物知りおじさんの時代じゃないんだろう。

テクノロジーの進化とグローバル化の進展により人と人との結びつきが強まる半面、私たちはいま以上に時間に追われ、孤独を味わうようになる。

既に私の周りもそんな時間に追われている状況が増えていると思うが、そのために三種類の人的ネットワークが必要になるとのこと。

関心分野を共有する少人数のブレーン集団である「ポッセ」、多様なアイデアの源となる「ビッグアイデアクラウド」、そして安らぎと活力を与えてくれる現実世界の友人などで構成される「自己再生のコミュニティ」

  • 第三のシフトは、大量消費から「情熱を傾けられる経験」へ

働いて給料を受け取り、そのお金で消費して幸せを感じる―この古い約束事は、もはや機能しなくなっている。

お金と消費から創造と経験へ。他にもワークライフバランスダイバーシティ。いろんなところで言葉は聞くしそういう意見があるのは分かっている。でもそこには葛藤がある。

現場管理職より上に昇進することなく、ストックオプションで巨万の富を築くこともなく、よき父親として、あるいは自分の成長を重んじる人物として職業人生を終えた人物がメディアで称賛を浴びることなど、あるのでしょうか?

この本が単にきれいごとを並べただけの本ではなく共感できたのはこの部分がちゃんと書かれていた点。

<シフト>をおこなうとは、覚悟を決めて選択することだ。

すべてを環境任せにして、自分で選択することを放棄するのは簡単だが、それは、ドイツの心理学者エーリッヒ・フロムが「自由からの逃走」と呼んだ態度、すなわち会社や社会の規範に同調し、自分の個性を軽んじる態度にほかならないのかもしれない

自分と家族の充実のためにいろんなシフトが必要だと思った。

Chromecast の設定と簡単接続のポイント

Chromecast 買ってみた。Chromecast の特長は多くの TV が既に HDMI CEC による電源 On や入力切替の機能を持っていることに注目して、それをスマホからの電源 On や Chromecast への入力切替 (感覚的にはスマホあるいは YouTube への入力切替) に置き換えたことだと思う。Chromecast 対応サービスもどんどん増える気配で、数多ある単なるネット接続機器としての Android スティックは、皮肉にも Chromecast によって一瞬で駆逐されていくと思う。SDK が公開されており、例えば話題の Aereo も対応するらしい。

初期設定も簡単。「家のローカルネットワーク (Wi-Fi) に既につながっているスマホが手元にある」ことを前提にしている分シンプルになっている。さすがに Wi-Fi のパスワードだけは手動で設定しないとだめだが、そもそもどのアクセスポイントに接続するかは、隣の家の機器含めてたくさん見つかる中から選ぶのではなく、スマホが既に接続しているアクセスポイント(つまり家にあるルーター)に絞り込んでいる。次の記事の感じ。

気になったのはこの直接接続の部分スマホに Chromcast アプリを入れると Chromecast デバイスが見つかり、その Chromecast デバイスを選ぶと、スマホWi-Fi 接続が一度切れて Chromecast デバイスにダイレクトにつながる。その後 Chromecast が Wi-Fi に接続できるようになるとスマホも元のアクセスポイントへの接続に戻った。

これ DIAL (DIscovery And Launch) というプロトコルの DIAL Service Discovery という仕組みのようだ。スマホは IP address 239.255.255.250 の UDP port 1900 に対して UDP リクエストを投げる。これを受け取った Chromecast はパケットの中の LOCATION header を手掛かりに Chromecast Client (つまりスマホ) を特定する。詳しくは以下。


さまざまなユーザーのことを考え、いろいろできるようにすることと簡単設定というのは矛盾したテーマである。Chromecast もスマホを持っていない人や、スマホを持っているが Wi-Fi につないでない人を考えだしたら、スマホ持ってて既に Wi-Fi につないでいる人の設定までややこしくなる。本来はスマホの設定 + Chromecast の設定という大変なことを必要とされているわけだが、スマホの設定なんでずっと前にやっていて忘れているので、プラス Chromecast の設定だけやっているとなぜか非常に簡単に感じてしまうのは、結構重要なことだと思う。

2014 年 IT 系トレンド予想のトレンド

年始ということもあって、2014年の IT 系トレンド予想みたいな記事がたくさんある。また今晩から始まる CES の予想というのもトレンド予想の一種で年末から興味を持って Web をチェックしてきた。大きくはどれも大体同じようなことを言っているのだが、記事の角度の違いから細部に違いはあるわけで、ざっと整理してみた。CES の個々のメーカーの発表については時間があれば例年のように別途まとめようと思うのでここではあくまでトレンド予想のトレンドを見てみる。

2014 CES:2014年のCESはウェアラブル機器祭り? 展示予定のガジェットを一挙公開 (1/5) - EE Times Japan

  • ウェアラブル機器
    • Instabeat (心拍数をモニタリングする水泳用ゴーグル)
    • Muse (5種類の脳波を測定するヘッドバンド)
    • リーボックの Checklight (スポーツ選手の頭部を衝撃から守る)
    • Polar Loop (日常の活動を24時間トラッキング)
    • FiLIP (子ども向けの“スマートウオッチ)
    • InfoMotion Sports Technologies が開発した 94Fifty Smart Sensor Basketball (センサー内蔵バスケットボールでドリブル技術が向上)
    • Magellanの Echo (コイン電池で動作するスマートウオッチ)
    • COGITO (アナログ派に朗報Bluetooth対応のスマートウオッチ)
    • AcousticSheep の RunPhones (スピーカ内蔵のヘッドバンド)

CES 2014: What to Expect in Las Vegas

  • 3D Printers
  • Wearable Tech
  • Smartphones and tablets

2014年のCES、自動車メーカー各社が自動運転技術を披露へ - CNET Japan

  • 自動運転技術
  • コネクティッドカー
    • スマートフォンの持つサービスを自動車のダッシュボードから安全に利用できるようにする
    • ヘッドアップディスプレイシステム
    • LCDや投影技術を用いた、未来的なダッシュボードディスプレイ

2014 CES:連携進むスマホと車載システム、Androidアプリ対iOSアプリの戦いに (1/2) - EE Times Japan

  • 車載向けプラットフォーム
    • iOS in the Car
    • Googleは、ピアツーピアの通信規格「Wi-Fi Direct」を応用した「Miracast」を採用し、Androidスマートフォンで動作するアプリを車載ディスプレイに映し出せるようにする計画

7日開幕のCES、キーワードは事物インターネットとウェアラブル

CES: The big tech trends to watch

  • Wearables
    • smartwatch
    • there's also a number of vendors, including Fitbit and Misfit, that will be showing off their latest activity trackers.
    • smart glasses
  • Biometrics
    • The company Bionym has even developed a wearable device called the Nymi that uses a person's heartbeat to unlock their devices.
  • Digital Health
    • Telemedicine
    • real-time health monitoring
  • Connected Automobiles
    • smart car

Five tech trends for investors to watch in 2014

  • Wearables
  • Crowdfunding
  • Local (例: Foursquare)

CES 2014 Preview: HDTVs | News & Opinion | PCMag.com

  • Ultra HD/4K
  • Smart TVs and Program Guides
    • integration of broadcast, cable, and satellite programming and aggregation with online services
  • Screen Technologies
    • Unique HDTV screen technologies like OLED and curved displays

CES 2014 Preview: Digital Cameras | News & Opinion | PCMag.com

  • Connectivity All Around
  • More Niche, Less Low-End
  • Don't Expect Anything Big From Fujifilm
  • 4K

2014年のTech界隈を占う、シリコンバレー&ベイエリアの4大潮流~btraxブランドン・ヒル氏に聞く - エンジニアtype

  • シリコンバレーよりSFが賑わっている理由はUI/UX重視のトレンドゆえ
    • 『Pinterest』や『Uber』、プログラマーの一大プラットフォームになった『GitHub』、日本人起業家が立ち上げた『AnyPerk』
  • シェアリング・エコノミーの台頭
    • 空き部屋を短期間で貸したい人と、旅行などで宿泊地を借りたい人をマッチングするサービスとして世界的に有名になった『Airbnb』や、クルマの所有者がアプリを使って同乗者を募る『Lyft(リフト)』
    • spotify
  • ウエアラブル・コンピュータが普及期へ
  • データビジュアライゼーションの勃興
    • 日本でも知られているSEOダッシュボード『Ginzametrics』
  • One More Thingは自動車産業から出てくる
    • テスラ

Weekly Memo:2014年 IT市場のメガトレンドを読む - ITmedia エンタープライズ

  • 第3のプラットフォーム
    • モバイル
    • ソーシャル
    • ビッグデータ
    • クラウド

2014年のトレンド予想と所信表明 【@maskin】 : TechWave

  • 投資家層の極大化
  • 日本ー海外関係構築の活性化
  • BLE(Bluetooth Low Energy)を中心としたデバイス
  • 海外勢の日本進出
  • 開発者支援サービス市場の巣立ち

2013年の技術トレンドを振り返ると、2020年「東京の電脳都市化」が見えてくる【連載:中島聡】 - エンジニアtype

  • ウエアラブル・コンピュータの台頭
  • Googleがスマートマシンを開発すべくロボット関連企業を次々に買収し出したのも興味深い動き
    • Amazonが発表したドローン(小型無人飛行機)で荷物を届ける「Prime Air」構想
  • 近距離無線通信
    • Bluetoothの新規格「4.1」がリリースされ、iPhone5sにiBeaconが搭載されたこと
  • ソフトウエアやインフラの知識に加えて、HTML5Bluetooth、各種デバイスの省電力化の3つについて、動向をチェックしておいて損はないと思います

2014 CES:ウェアラブル機器にファブレット、3Dプリンタ……CESの主役が出そろう - EE Times Japan

  • ファブレット
  • フィットネス/ヘルスケア
  • 3Dプリンタ
  • テレビの人気も相変わらず。各家電メーカーは、4Kテレビなど、高解像度のテレビの展示に広いスペースを割いている

ガートナー、2014年の戦略的テクノロジ・トレンドのトップ10を発表 (1/1):MarkeZine(マーケジン)

  • モバイル・デバイスの多様化とマネジメント
    • BYOD
  • モバイル・アプリと従来型アプリケーション
  • 「すべて」のインターネット(Internet of Everything)
  • ハイブリッド・クラウドとサービス・ブローカーとしてのIT
  • クラウド/クライアント・アーキテクチャ
  • パーソナル・クラウドの時代
  • ソフトウェア定義(SDx: Software Defined Anything, インフラストラクチャのプログラミング可能性とデータセンターの相互運用性に関する各種規格の発展に対して高まっている市場の勢いを包含した総称)
  • WebスケールIT (グローバル・レベルのコンピューティングの一形態)
  • スマート・マシン
  • 3Dプリンティング

モノのインターネット化、データビジュアライゼーション等、2014年広告クリエイティブテクノロジーのトレンド発表 (1/1):MarkeZine(マーケジン)

  • モノのインターネット化の広告利用が進む
  • 「HAPTIC(接触可能)/VR(仮想現実)」で新たな広告体験
  • データビジュアライゼーションの新潮流
  • 3Dプリンティングによる新たな拡散力
  • ロボティクス技術の広告活用
  • 新たなセンサー技術を活用した広告表現の拡張

ASCII.jp:2014年、コンピュータは大きな岐路に立っている by 遠藤諭 (1/3)

IT革命から20年 どうなるネット社会の未来 :日本経済新聞

  • AR
  • BYOD
  • ビッグデータ
  • IoT
  • O2O
  • SDN
  • ウエアラブル
  • 4Kテレビ
  • 3Dプリンター
  • スマホ決済

スマホの次 AT&Tは身につける端末と車に期待 :日本経済新聞

  • ウエアラブル端末
    • ウエアラブル端末で最初に普及が見込まれているのは医療モニタリングやヘルスケアといった分野だ。だが、これらの分野で普及させる上で問題となるのがデータ通信料金である
    • コネクテッド・カー
    • AT&Tドライブ
  • 産業機器
    • ワイヤレス・モバイル・サービスだ。これを一般に「IoT(インターネット・オブ・シングス:機械と機械をつなぐインターネット)」と呼んでいる

きれいか便利かどちらがやりやすいかで考えたら負けだ

次の二つの記事を結び付けると表題のようになると思う。

前者は、前回書いたことに関連するが、4K は B2B 用途、ユーザーにはスマートじゃないのという意見。

これに対し、地デジでべんりになったかというと、それがまだ達成できていません。デジタルならではの面白いサービスが開発されていません。その部分は、スマホやタブレットが単騎でニーズをくみ取っています。テレビとスマホを組み合わせて豊かなサービスを作り、テレビ広告以外の新ビジネスを組み立てる。こちらは次の市場とニーズが見えます。

 一方、デジタルサイネージやオープンデータの推進役の立場としては、4K、8Kに期待しています。ビジネスはこの業務用から立ち上がるでしょうし、有望だと思います。スマートテレビ放送より業務4Kのほうが早いかもしれません。サイネージが超高精細を欲しがっているのは当然ですし、その表示技術も伝送技術もできてきました。課題だったコンテンツも、この数年でずいぶん充実しています。

後者は、自社の強みを生かそうという時代は終わりつつあるという意見。

今どき事業戦略を立てる時、「自社の強みは何か」みたいなところから考え始める会社って、もうそれだけで終わってる。

これって、あきらかに「供給者視点」であって「消費者視点」じゃないでしょ。そこが致命的なんです。

これに対して最初に思ったのは以下だったが、

もう少し考えると、タイトルのような当たり前のことに行きついた。